食料・エネルギー 系の「教員と担当科目」
■生物センシング工学分野 |
■メッセージや方針,全体的な目標など |
近藤 直 教授 |
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(科目名) 地域環境工学概論U
(科目内容)
食料・エネルギーの確保,及び環境保全が21世紀の人類の課題である。このためには,農業の活性化をはかり,食品化学や生命科学を理解することが必要である。このために物理学・機械工学の果たす役割は大きい。物理学・機械工学を基にこれらの問題を考える。
(科目名) 生物生産機械学
(科目内容)
食料生産および生物生産を行う上で重要となる機械の構造、制御方法、役割を講述すると同時に、なぜそれぞれの農作業が必要かということを農作業体系を交えて詳述する。稲作体系,畑作体系に係わる種々の機械だけでなく、畜産機械や最近研究が進んでいる農業ロボットに関しても言及する。また、それらの機械やロボットがもたらす精密農業の概念、農業施設とトレーサビリティ、農業現場において使用されるエネルギー、創り出されるエネルギーや環境技術について学ぶ。
(科目名) 生物センシング工学
(科目内容)
複雑で多様な自然現象および植物の挙動等に内在する法則,現象を理解すると同時に,生物(特に植物,果実,穀物,土壌等)を対象として様々の項目を計測する装置およびその原理,仕組みなどを修得する。また,画像計測においてはPCを用いた実習を行う。
(科目名) 制御工学
(科目内容)
自動制御について,基本要素,1次システム,2次システムの伝達関数のラプラス変換による表現とブロック線図による制御系の記述法を理解させ,ついでフィードバック制御,周波数応答法などの基礎理論と実際問題への応用について説明する。これにより,オートメーションの基礎が養われると同時に,農産物,農作物のモデル化などに役立てることが可能となる。
(科目名) Intro. Bio-Sys. Eng.
(科目内容)
This is a distance learning course conducted in English with National Taiwan University, Taiwan. The instructors include Prof. Naoshi Kondo, Prof. Garry Piller from Kyoto University, and Prof. Suming Chen, Prof. Ping-Lang Yen from National Taiwan University.
The scope and current trends in Bio-Systems Engineering will be introduced, followed by student presentations and discussion on topics in the field of Bio-Systems Engineering. Through this experience of international communication your reading, speaking, listening and discussion skills will be enhanced during the semester.
Course Objectives:
1. To enhance the knowledge of students regarding Bio-Systems Engineering's scope and development.
2. To develop students` communication ability in terms of giving presentations, discussion and active participation in an international setting.
(科目名) 地域環境工学概論III
(科目内容)
地域環境工学概論T,Uにおいて学習した内容をふまえて,環境問題等に関する討論,実際の機械を使った実習や作業,現地見学,ビデオを使った研究紹介等により,地域環境工学とは何かをより深く理解する機会を提供する。
(科目名) 生物生産工学演習
(科目内容)
農業機械、バイオマスを利用した環境浄化やエネルギー生産、環境影響評価に関する工学的諸問題について、専門書や研究論文を題材としたセミナーを行う。
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